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ソリのメカニズム(IMP工法)

2009/7/7 (火) Posted in プラスチック成形事例, IMP工法事例 一度金型を製作後、ソリの対策は非常に難しい物がある。 金型の修正を加える事が前提で試作を行えば良いのですが、 バランスの取れていない製品設計の場合は必ずと言っていい程 ソリが発生します、特に射出圧力を高めに設定しなくてはならない 場合は注意が必要です。 例えばガラス繊維入り樹脂の場合などです。 上記の写真はガラス繊維入りPPで製作した製品の写真ですが、 下の製品は通常成形を行なった物です、 上の製品は「IMP工法」にて成形したものです。 突合せの部分の寸法が上下で大きく異なっているのが解る。 この製品は12mmの肉厚部を持っていて薄い部分は1.5mm程度の 肉厚しかない。 このような製品の場合は肉厚部に圧力が掛からず製品内に気泡が 出来、その結果ソリとなって現れる。 「IMP工法」で成形したものは、この肉厚部に圧縮を加える事により この部分の内圧を高め、気泡を制御する事によりソリを完全に押さえ込む 事が出来た。 今回の様に比較的に圧縮圧力を必要としないものに関しては、 現状の金型を変更して「IMP工法」仕様にする事により、 比較的に安価に改造が出来、ソリで矯正などを施している苦労から 開放される。 ソリに関しては「IMP工法」での検証で、全てのソリに有効ではない事が 解っている、本来であれば全てのソリを解消できるということになれば 業界に与えるインパクトは大きな物となるのであるが、 残念ながら全てではないことをご理解頂きたい。 ソリに関してのご相談も増えてきていますが、これに関しては個別に 対応していきます。

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