プラスチック成型・加工ならPLAMOへ

新年を迎えて

2013/1/12 (土) Posted in プラスチック製品設計・商品開発 | No Comments »

昨年は多くの方との出会いがあり色々な面でお世話になりました。
弊社にとってこの様な出会いは宝物です。

5年前より独自に開発してまいりました射出成形の新しい生産技術も
着実に進化を遂げてまいりました。
弊社にとって開発による失敗は沢山の事を学ばさせてくれます。
例えばひとつの目的をもって開発を行うとします、
残念ながらこの時点では目的を達成する事が出来ませんでしたが、
その開発には失敗により得られるものや開発段階で発見した新たな現象など、
総合すると成功より得られるものより、失敗から得られるものの方が
遥かに貴重であり豊富なものを与えてくれます。

本当の失敗とは簡単に断念してしまう事なのではないでしょうか。

例えば弊社での初期段階のIMM工法は射出工程と連動して
キャビ体積を広げることによりウエルドラインの強化を図りました。
一定の成果は得られましたが、そのハンドリングの悪さゆえ
開発レベルから量産に移行しませんでした。
このことから取り扱い易い現行のIMM工法(コアピン駆動法)が誕生したわけですし、
初期段階のIMM工法からは実は大きな可能性を得られました。
キャビを広げる行為によりガラス繊維の配向をコントロール出来る可能性が
見出されました。
この様に失敗から得られる事の大切さを強く感じています。

これからのPLAMOの開発にご期待ください。

「第一回渋沢栄一ビジネス大賞」特別賞を受賞

2012/3/27 (火) Posted in プラスチック製品設計・商品開発 | No Comments »

 

 

 

 

 

 

平成23年1月に埼玉県主催の「第一回渋沢栄一ビジネス大賞」特別賞を受賞する事が出来ました。
(写真は受賞の際、埼玉県上田知事との記念写真)
受賞の内容はIMP工法による高強度成形技術に対するもので、
技術の内容、将来性を高く評価して頂きました。

来年度はIMM工法で大賞を獲得できるよう頑張ります。

PLAMO(株) 代表取締役 茂木 淳志

日本長期国債格付け引き下げの衝撃

2011/1/27 (木) Posted in プラスチック製品設計・商品開発 | No Comments »

本日ついに長期国債の格付けが引き下げられた、
米国の格付け会社の査定方法にも怪しいところがあるが、
この事は日本経済がいよいよ幕引きに向かう事を意味する出来事になるであろう。
このターニングポイントからどのくらいの期間を経て経済の底を迎えるのか、
底がどのような状況になるのか、
我々の生活にどれほどの影響をおよぼすのか、
ましてやその対策となると想像を越えていて誰にも分らない。
ただ言える事は、道路や橋などに象徴される日本という夢の国が
実は借金の上に成り立っていて、その借金を国民全員が支払わなくてはならないという事である。
それも強制的にである。
国民一人あたり800万円程お支払いくださいと言う訳だ。
それが実際にお金が移動する方法と経済環境が変化し訳が解らない中で搾取される方法と
2種類ある。
間違えなく後者となるであろう。

新年を迎えて

2011/1/1 (土) Posted in プラスチック製品設計・商品開発 | No Comments »

新年明けましておめでとう御座います。
昨年も多くの方と出会い、弊社にとってとても充実した一年でした。

一般的には年後半は非常に厳しい経済状況が続いていると聞いています、
特に製造業において円高の高止まりは海外での生産シフトを加速させる
大きな要因になります。
前回にも書きましたが、海外生産イコール高収益といった図式は成り立たないと
思います。
日本国内で生産しなくても海外で生産した方が安く製造出来る、
販売シェアを奪われたくない一心で海外に生産拠点を移す、一時的には
シェアを保てますが、そこからの利益を次世代の製品に投資し、高付加価値の
製品を作っていかないと、その企業の未来は無いと言ってよいでしょう。

以前、IBM社がPCを開発し、その後PCの生産を中国に移し、
高い収益を上げたのもつかの間、収益が上がらなくなり最終的には中国企業に
PC部門を売却する事になりました。
この一連の動きの期間は20年程度であったと記憶しています。
現在の時間軸はその当時よりも速くなっているでしょうから、
中国に生産拠点を移す事自体、次の投資を始める時期であろうと考えます。

当社は嬉しい事に、IMP工法を有している事により、次の投資を真剣に行っている
企業との共同開発を多数行っています。
次世代の付加価値を生む取組は日本国内になくてはならない物です。
このような取組を行っていれば、以前日本がアメリカの象徴を買いあさった時のように
今度は中国が日本の象徴である企業を買収したり、不動産を買ったりしても
びくびくする事無く、冷静に対処できると思います。

年末にやっと、IMM工法が完成しました。
埼玉県の補助金を頂戴して昨年より行ってきていました技術開発がほぼ完成しました、
IMM工法とはプラスチック業界の長年の課題でしたウエルドラインの強化を
機構で行う唯一の方法です。
これによりガラス繊維入り強化プラスチックのウエルドライン強度不足を完全に解決し
ゲート位置や製品形状を工夫しなくても高強度部品の製造が可能となります。
現在は試験段階での実証になりますので、これから実施例を増やしていきます。

IMP・IMM工法を使って様々な問題解決を行っていく、
強力な開発企業を目指して参ります。
最後になりましたが、
本年も相変らずのご指導ご鞭撻を宜しくお願いいたします。

平成23年 元旦

PLAMO(株) 代表取締役 茂木 淳志

12月を迎えて

2010/12/7 (火) Posted in プラスチック製品設計・商品開発 | No Comments »

12月になり、展示会等あわただしくなっています。
IMP工法のプレゼンで興味を持っていただく企業に温度差が出てきています。
IMP工法は様々なメリットがありますが、実証例を徐々に増やしているところです、
開発してあまり時間が経っていない技術とはそのような性格がありますが、
この状態の技術をいち早く取り入れる企業は元気な企業と言ってよいでしょう。

自動車業界は軽量化が急務な業界ゆえにIMP工法の取り組みが盛んですが、
電機業界となりますと、まだ本工法のメリットが具体化していないと思われます。
しかし、外国の家電企業からのアプローチが最近盛んになってきています。
他社よりも早く、他社よりも優れた商品を作ることが業界での優位性を
保つ上で大きな意味を持つと捕らえている企業が多いと言う事です。

以前、SONYや松下が優れた商品を世に出し続けていた時代は
同じマインドでの企業経営を行なっていたように思えてなりません。
その意味でも今、国内の家電企業が急速に力を失いかけているように思います。
日本が得意とした優れた作りこみ、機能に付加価値を付ける考え方が
通用しない時代になってしまいました。
Iphone  Ipadに代表されるコンテンツや使いやすさ、ファッション性などが
商品の価値となってきています。
元の時代に戻る事は無いでしょうから、日本の家電業界は右肩下がりの状態が
続くことと思います。

この事を考えると国内から海外に生産拠点をシフトして競争力を維持する事に
躍起になっていた時代に次の手を打つ必要があったのではないでしょうか?

自動車業界でも海外生産のシフトが進むことになるでしょう、
既に今の自動車の乗り心地は十分であり、これ以上の乗り心地を追及しても
それほどの付加価値には繋がりません。
そうするとやはりファッション性や使いやすさを求める事になります。
自動車業界の場合はEV化が今後しばらく続きますので、すぐに家電化するとは
いえませんが、注意が必要です。

10月を迎えて

2010/10/1 (金) Posted in プラスチック製品設計・商品開発 | No Comments »

いよいよ本年獲得した助成金の事業がスタートします、
本年度中という性格上急ピッチに進める必要があります。
まずは本日、基本となる特別仕様の成形機280トンが入り、
同時並行で金型も製作しており、いよいよ開発がスタートします。
今回の国の補助金では、自動車部品の高強度化が一つのテーマです。
プラスチックを高強度部品として使う場合、安全率を高くして強度安定を実現していましたが、
この事は製品が大型化・重量化の流れになってしまいます。

自動車業界の開発者は、自動車自体の重量を数グラム削減する事に努力を重ねています。
プラスチック部品において、この安全率を低くする事が軽量化に繋がるのですが、
同時に信頼性悪化の問題が浮上してきます。
今までの成形技術はほぼ進化が無い状況でしたので、材料の進化に依存しなくてはなりませんでした。
材料メーカーはより金属に近い物性の材料の開発を進めてきた背景はここにあります。

当社の「IMP工法」は強度の安定からくる安全率の抑制に繋がり、
今までの樹脂部品では不可能であった領域まで軽量化が行えることとなります。
しかし、どこまで安全率を下げる事が出来るのかは当社で行える試験は限られた物があります。
最終的には自動車メーカーが判断する事になります。

そのきっかけ作りを行う事が今回の助成事業となります。

ご期待ください。

8月を迎えて

2010/8/18 (水) Posted in プラスチック製品設計・商品開発 | No Comments »

8月になり、暑い日が続きます。
㈱ユーシンが社長を公募するといったニュースが話題になっています。
一部上場の2500名の会社の社長が後継者難であるこの国の
企業の行く末が不安になります。
社員の中に会社の文化を継承する人材が一人もいない事、
任せるに値する人材が一人としていない現実がここに存在します。
ユーシンといえば自動車用電装品が主な商品で、海外との取引が
多くなる昨今で英語力が必要との社長のコメントであるが、
英語力を持った人材はかなり多く存在すると思う。
海外留学をそこそこ経験していれば問題なく意思が伝わるであろう事は
想像が付く。
問題は企業のトップがビジネスの最前線で様々な決断を下す必要に
迫られているという事である。
一部上場企業からして、個人一人の能力を問われるのである、
通常であれば組織力が個人の能力を勝ると思うが、
実際は時の流れの速さにより、組織力が機能しなくなった現れであろう。

大企業がこの状態である事は、中小企業はもっと深刻である事は
容易に想像が付く。
現に私の所属している中小企業団体での後継者難はかなり
ひどい状況である。

現在、高卒者の5割、大卒者の3割が就職出来ない状況にあると言われている。
この数字も諦めずに就職活動を行っている数字であり、
諦めた人やアルバイトで生計を立てる人は含まれていないので
数字以上に深刻な状況が続いている。

一方では後継者難、人材難、もう一方では就職難である。
成果主義と言い出してからずいぶん時が経つが、
企業の取り巻く環境が需給ギャップを生んでいる。
各企業が生き残るには良い人材の確保が生命線となる日が来ているように思う。

7月を迎えて

2010/7/11 (日) Posted in プラスチック製品設計・商品開発 | No Comments »

7月を迎えて嬉しい知らせが届きました。
本年度始めに申請していました補助金制度の採択が決定しました。
それも2件です。
一つは「IMP工法」を使って市場に投入する製品を具体的に試作するプロジェクト、
もう一つは当社で「IMM工法」と称し、ウエルドラインを根本から改善する新工法の
基礎研究です。
「IMP工法」は開発を完成し、市場導入が様々な所でスタートしていますが、
秘密にする分野が多く、このHPで紹介できないのが大きな悩みでしたが、
今回のビッグプロジェクトは今までに無い革新的な製品を製造しPRする事が
出来るので期待をして下さい。

「IMM工法」は「IMP工法」の解決できないウエルドラインの強化や
肉厚製品につき物のジェッティングを成形条件やゲート位置の変更等、
小手先の対策でない、根本的な対策が目的です。

双方の助成制度は平成23年3月に終了いたします。
素晴らしい報告ができる様がんばります。

また、HPにて進捗状況をご報告致します。
ご期待ください。

新年度を向かえて

2010/6/5 (土) Posted in プラスチック製品設計・商品開発 | No Comments »

投稿の間が空いてしまいました。
ここの所、忙しい日が続いています、有り難い事です。
多くの中小企業がこの不景気により大きなダメージを受けています。
北関東の成形はパチンコ・スロット業界の仕事が多く、逆にそれ以外の仕事が出ていないのが現実です。
最近まで携帯電話の外ケースを作っていた企業がパチンコの部品を製造している現実を考えると
日本の将来を悲観してしまいます。

多くの製品が海外で作られ、国内で作る製品が少なくなる現状、
国内の人件費が高すぎて、日本製品の国際競争力が無くなってしまう事による
海外での生産に対して、日本国民はどのように対処するべきなのでしょうか?
先日、ホンダの中国工場で大規模なストライキがありました、
現地日本人との給料面での価格差が問題になったと聞いていますが、
役人をはじめ多くの日本人が現在の給料水準を死守しようと思っています。
現在、日本で起こっている様々な問題はここいらあたりから発生しているように思えてなりません。
下請け企業は言う事を聞いてあたりまえ、権力のある人には服従といった構図がいつまでも続きます。

この問題点をそのままにしていくと何時かは大きな変革に見舞われます。

景気動向について

2010/2/7 (日) Posted in プラスチック製品設計・商品開発 | No Comments »

早いもので、今年も2月になり、1ヶ月が過ぎました。
弊社は多くの企業に支えられフル生産が続いています、
在り難い事です。

景気動向も最近楽観的な観測が多く聞かれます。
2年前の暮には昨年の暮、即ちリーマンショック後の景気回復は
1年で回復するのではと言われていましたが、
結局2年目に突入しました。
それなりの立場の方や金融関係者の立場では楽観的は話をする事が
義務付けられているせいもあります。

多くの中立的な経営者であればお解りだと思うが
今回の不況は構造的に起こったものであり、
先進国が経済成長を止めるばかりかシュリンクしていく過程であると捕えられる。

日本や欧米が景気刺激策として巨額の税金を投入している。
税収の見込みがない現状において、間違えなくこの借金は次世代の若者に
受け継がれる。
シュリンクしている過程でこの行為は間違えである事は解っているが、
誰一人としてこの事を指摘しない。
実際にはリストラや企業倒産を感じている人々にとっては指摘するはずもないが
収縮した未来の日本経済にこれらの借金を払うだけの力は残っていないと思う。
多くの人間が目先の欲によってコントロールされて、
今の生活を維持したいと思うあまり、間違った判断はこの国のためにならない

サブプライムローン問題も今後起こるであろう米国の高齢者向け医療保険制度
国内では郵政問題やT社のリコール問題なども目先の事で判断している
事による弊害である。

私は「チーズはどこへ消えた?」(スペンサー・ジョンソン著)の本が大好きである
知能が発達した人間にとって傲慢がゆえに見失う事の重大さを知るべきである。
大きな事の変化を見失わせる欲の力をコントロールする必要がある。

私は今後の経済を悲観している。
全世界のGDPの数倍の被害を受けているサブプライムローン問題
米国の金融機関が公的資金を完済したとのニュースが話題となっているが、
1年たらずで改善出来るはずがない、全ては欲の力が働いている
先進国の経済が収縮する中で、様々な問題が国単位で起こる、
自国の雇用を保つ為に貿易摩擦が激化する、
日本のような大人しい国は言われるまま国益を失い、
国内の産業は大きなダメージを受ける。
近い将来、日本から就職難民が出て、東南アジアに出稼ぎや
移住をしなくてはならない事態になると思う。
日本の若者はテレビゲームをやっている場合ではない、
生きる力を身に付ける必要に迫られる時期がやってくる。