プラスチック成形・加工の豆知識

プラスチック材料の種類

プラスチック材料は大きく分類すると熱可塑性と熱硬化性に分類できる、簡単に説明すると熱硬化性は一旦固化しても熱を加えると解ける、一方熱硬化性は一旦固化すると再度解けることがない。両者は互いに成型機が異なる。生産量としては熱可塑性:熱硬化性は9:1の割合である。

・ 熱可塑性プラスチック
加熱により溶融し、冷却するともとの固体にもどる性質(熱可塑性)を示す樹脂のことで、溶解性や熱可塑性を利用して容易に成形することができる。(シェアー90%がこの種類の材料です)
(当社の設備は熱可塑性に対応しています)

・熱硬化性プラスチック
低分子量で液体、粘稠なペーストまたは低融点の固体が硬化することにより不溶、不融性の三次元高分子になる。 成形は硬化前の樹脂を硬化させると同時に成形する。(シェアー10%がこの種類の材料です)
熱可塑性プラスチックには非結晶と結晶樹脂に分類される。

・非晶性プラスチック
分子の配列に規則性がない。
結晶性が無い為、金型温度や外気温度による寸法に与える影響が少ない。
比較的に熱収縮率が小さい特徴があり、寸法安定の面で取扱い易い材料である。

・結晶性プラスチック
分子が規則的に配列した比較的結合の強い部分と軟らかい非晶性の部分が結ばれている。
高分子化合物において、原子や分子が規則正しく配列した状態を「結晶」といい、プラスチックは多少なりとも結晶性をもち、ポリ塩化ビニール(PVC)のように結晶性の低いものでも20%程度の結晶部分がある。
固化と同時に結晶化が進み全ての結晶化が終了するのに時間が掛かる。
結晶の進み方も金形温度や外気温度で変化する為、寸法に与える影響が大きい。
結晶化が進むことにより収縮が大きくなり、比較的に熱収縮率が大きいのが特徴である。
成形条件で結晶率の変化が発生し、熱収縮率に影響を与える。

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