プラスチック成形・加工の豆知識

POM(ポリアセタール)の種類

ポリアセタールにはホルムアルデヒドのみで主鎖を構成しているホモポリマーとホルムアルデヒド以外の少量のコモノマーを共重合したコポリマーがある。融点はホモポリマーが175℃、コポリマーは165℃である。短期力学的性質や物理的耐熱性の荷重たわみ温度はホモポリマーの方が高い値を示す。クリープ特性や疲労強さのような性質にもコモノマーの添加の影響が現れる。さらに末端安定化処理法の方法が両者で異なるため、これらの差により成形時の熱分解挙動、熱劣化特性や耐熱水性、耐アルカリ性はコポリマーの方が優位にある。

ホモポリマー
ポリアセタール単体のみからなる重合体であり、結晶性が高い。
結晶性が高い事から寸法安定性に難があるが、耐熱温度、クリープ特性、機械強度はコポリマーより優れている。

コポリマー
少量のコモノマーを共重合して、熱分解を抑え、成型性を改善した材料である。
ホモポリマーと比較して結晶性が低い為、寸法安定性に優れている。

☆ 再生材利用の時に上記の種類を理解して使用する必要がある。

あまり知られていない豆知識です。

Sorry, comments for this entry are closed at this time.