衝撃強度(アイゾット試験)
プラスチックの機械的特性として重要視されるのがこの衝撃強度である。
特にアイゾット試験がプラスチックの場合一般的とされている。
試験としては試験片を方持ちにして、角度測定つきのハンマーを試験片の固定されていない側 に衝突させ、持ち上げ角度、振り上がり角度から強度を計算する。
試験片には2種類あり、ノッチ(V溝)付きとノッチなしがあり、 設計上で想定される衝撃の掛かる部位の形状によってノッチ有り無しのデータを選択する。
例えば90度折れ曲がった部位に衝撃が加わる様な場合はノッチ付きのデータを参考にすると良い。
平らな面に衝撃が加わると想定する場合はノッチなしのデータを参考にする。
数値が大きいほど耐衝撃性があります。