微細発泡成形
概要
成型機のバレル内にガスを注入し、計量する事により泡が微細になり、射出時に超臨界流体状況を作り出す成形技術。
射出性が向上し、超薄肉でも従来の成形方法と比較して成形し易くなる。
射出圧により発泡状態を制御できる。
製品例
ソリ、ヒケのない製品
メリット
樹脂の内圧が高い所は発泡せず、内圧の低い所では発泡が起こるため、ヒケが抑えることが可能ソリも内部応力が発泡により分散されることからも有効といえる。
デメリット
設備のロイヤリティーが高価である。
スキン層を形成し外観上の問題は無いとの事だが、偏肉成形での条件出しは難しいと言える。
強度に必要な部品としては注意が必要。
現時点で国内にこの設備を保有している企業が少ない。