設計や成形過程における課題で困っていることなど、ご相談ください

シルバーストリークの改善方法

シルバーストリークはシルバーと称され、樹脂製品の表面に銀色のスジが出来る不良です。

<原因>

1-1 可塑化工程において樹脂内より発生するガス
1-2 可塑化工程において樹脂に巻き込まれる空気
1-3 射出工程において型内にて巻き込まれる空気

<対策>

2-1 ガスの発生を抑える方法は幾つかある。
   1、設定樹脂温度を低めに設定する。
   2、ガスベント付きのシリンダーを使う(ガス詰りが直ぐに起きてあまりよい評価を聞かない)

2-2 空気の巻き込みは
   1、背圧を高めに設定する
   2、可塑化スピードを遅くする(スクリュー回転スピードを落とす)

2-3 射出工程での空気の巻き込みには幾つかの要因がある。
   1、ランナー・スプールでの空気の巻き込みはランナー・スプールを細くする必要がある。
     確認方法は射出スピードを遅く設定して、製品にシルバーが発生するか確認、
     もしくは、故意にランナー・スプールに樹脂などを詰めて細い状況に簡易的に試す。
   2、製品で必ず同じ箇所に小さくシルバーが発生する時は
     キャビ内に樹脂が流れる時に起こる空気の巻き込みによるものであり、
     この場合の原因はリブ形状に樹脂が入り込み、逃げ場の無くなった空気がリブから飛び出てシルバーとなる。
     対策として発生原因のリブを先ず特定する必要がある。
     リブに樹脂等を詰めて成形を行い不良が治まるかで特定すると良い。
     特定されたリブにガス抜きを施す事により、射出時に空気がスムーズに型内に入り
     空気の巻き込みは防ぐ事が出来る。

<製品設計上の問題点>

製品設計上ではシルバーについての注意点は御座いません。
あえて上げるとすると、必要以上の深いリブにしない事です。

IMP工法でのメリットは特になし

プラスチック成形・加工 PLAMO株式会社
TEL:0495-22-5056

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