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引張弾性について

2009/11/2 (月) Posted in プラスチック成形事例

前回に引続き「引張弾性」について説明したいと思います。
樹脂の場合は粘弾性を併せ持つ素材の為、単純な引張弾性とはならない。
特に軟質塩ビや低密度ポリエチなど軟らかい素材の場合は粘性が克って
数値化してもたいした参考になりません。

材料メーカーの引張弾性率数値を参考に設計を行うことになりますが、
実際の成形品の数値は劣ります。
これは材料の結晶化度やガラス繊維の配向などが原因で、
結晶化度は成形条件(温度条件が主)や可塑化条件を適性に設定することが必要です。
繊維配向が理想と異なる場合、弾性率(引張/曲げ)の数値を極端に押し下げます。
特にウエルドライン部等の繊維配向は大きく劣化する原因となります。

弊社で開発しましたIMM工法はウエルドライン部等の劣化を防ぐ事は勿論、
繊維の配向を最適にすることが出来るため、材料メーカーの数値に近づける
ことが可能です。

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