ソリのメカニズム(IMP工法)

一度金型を製作後、ソリの対策は非常に難しい物がある。 金型の修正を加える事が前提で試作を行えば良いのですが、 バランスの取れていない製品設計の場合は必ずと言っていい程 ソリが発生します、特に射出圧力を高めに設定しなくてはならない 場合は注意が必要です。 例えばガラス繊維入り樹脂の場合などです。 上記の写真はガラス繊維入りPPで製作した製品の写真ですが、 下の製品は通常成形を行なった物です、 上の製品は「IMP工法」にて成形したものです。 突合せの部分の寸法が上下で大きく異なっているのが解る。 この製品は12mmの肉厚部を持っていて薄い部分は1.5mm程度の 肉厚しかない。 このような製品の場合は肉厚部に圧力が掛からず製品内に気泡が 出来、その結果ソリとなって現れる。 「IMP工法」で成形したものは、この肉厚部に圧縮を加える事により この部分の内圧を高め、気泡を制御する事によりソリを完全に押さえ込む 事が出来た。 今回の様に比較的に圧縮圧力を必要としないものに関しては、 現状の金型を変更して「IMP工法」仕様にする事により、 比較的に安価に改造が出来、ソリで矯正などを施している苦労から 開放される。 ソリに関しては「IMP工法」での検証で、全てのソリに有効ではない事が 解っている、本来であれば全てのソリを解消できるということになれば 業界に与えるインパクトは大きな物となるのであるが、 残念ながら全てではないことをご理解頂きたい。 ソリに関してのご相談も増えてきていますが、これに関しては個別に 対応していきます。

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